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--- title: "子猫の食事量と回数|月齢・体重別の給与目安" slug: "kitten-feeding-amount-guide" shopify_blog_id: 110408171833 shopify_article_id: tags: [] published: false created: "2026-08-12" updated: "2026-08-12" metaDescription: "子猫の食事量と回数を月齢・体重別に詳しく解説。生後2ヶ月〜1歳までの1日の給与量目安表と食事回数の早見表、ウェット/ドライ換算の計算方法、食べすぎ・食べなさすぎのサインを獣医学的根拠をもとに網羅。" ---子猫の1日の食事量と回数は、月齢と体重によって大きく変わります。「多すぎないか、少なすぎないか」と迷う飼い主さんのために、月齢・体重別の給与目安表と食事回数の目安を獣医学的根拠をもとにまとめました。
月齢で変わる食事回数の目安
子猫は胃が小さく、一度にたくさん食べられません。月齢に合わせてこまめに食事を与えることが、低血糖の予防と消化器への負担軽減につながります。Cornell University College of Veterinary Medicine の指針でも、成猫への移行まで少量多回食が推奨されています。
| 月齢 | 1日の食事回数 | ポイント |
|---|---|---|
| 生後〜4週(授乳期) | 授乳 8〜12回 | 母乳またはキトンミルク。固形食はまだ不可 |
| 生後4〜8週(離乳期) | 4〜6回 | ウェットフードをふやかして開始。母乳と並行 |
| 生後2〜4ヶ月 | 4〜5回 | 消化器が未熟。こまめな少量給与が基本 |
| 生後4〜6ヶ月 | 3〜4回 | 急成長期。1日のカロリー需要がピークに達する |
| 生後6ヶ月〜1歳 | 2〜3回 | 消化機能が安定し、回数を減らせる |
生後4〜6ヶ月は体重増加が最も急激な時期です。このタイミングで食事が不足すると成長に影響するため、回数を減らすより1回量を適切に保つことが重要です。
体重×月齢別の1日給与量目安
子猫の必要カロリーは「静止時エネルギー要求量(RER)」に月齢係数を掛けて算出します。獣医栄養学では以下の計算式が基本です。
- RER(静止時必要カロリー)= 70 × 体重(kg)の0.75乗
- 生後4ヶ月未満:RER × 2.5
- 生後4〜6ヶ月:RER × 2.0
- 生後6〜12ヶ月:RER × 1.6〜1.8
下表は、カロリー密度の目安(約85kcal/100g)のウェットフードを基準にした1日の給与量の参考値です。使用するフードのパッケージに記載されたカロリー(kcal/100g)で実際の量を調整してください。
| 体重 | 2〜3ヶ月 | 4〜6ヶ月 | 7〜12ヶ月 |
|---|---|---|---|
| 500g | 約120g | — | — |
| 800g | 約170g | — | — |
| 1.0kg | 約200g | 約165g | — |
| 1.5kg | — | 約225g | 約180g |
| 2.0kg | — | 約275g | 約220g |
| 3.0kg | — | — | 約300g |
| 4.0kg | — | — | 約370g |
※ あくまで参考値です。フードのカロリー密度・消化率・個体差によって変わります。子猫の体重を毎週計測し、週ごとに100〜150g程度増えているか確認しながら量を調整してください。
なお、子猫のウェットフードの与え方の基本については、子猫のウェットフードの与え方|月齢別・量・頻度の完全ガイドで詳しく解説しています。
ウェットフードとドライフードの換算方法
ウェットフードとドライフードを組み合わせる場合、それぞれのカロリー密度が異なるため、単純に重さで置き換えることはできません。以下の手順で計算します。
計算手順
- 子猫の1日の必要カロリーを算出(上述のRER × 係数)
- ウェットフードで摂るカロリー割合を決める(例:60%をウェット)
- ウェット分のカロリー ÷ フードのkcal/100g × 100 = ウェットの給与量(g)
- 残りのカロリー ÷ ドライのkcal/100g × 100 = ドライの給与量(g)
計算例(体重1.5kg・生後5ヶ月の子猫)
- 1日の必要カロリー:約190kcal
- ウェット70%:133kcal ÷ 85kcal/100g × 100 ≒ 157g
- ドライ30%:57kcal ÷ 360kcal/100g × 100 ≒ 16g
多くのメーカーは「本品1パックでドライ約○g分と置き換え可能」とパッケージに記載しています。この換算表示がある場合は、そちらを活用するのが最も手軽です。
また、ウェットフードはドライフードの約4〜5倍の水分を含むため、水分補給の観点でも子猫には積極的に取り入れることが推奨されます。子猫は自発的な水分摂取が少ない傾向があり、腎臓と泌尿器の健全な発達を促すためにも、ウェット主体の食事が理にかなっています。
水分摂取と腎臓の関係については、猫の水分不足と腎臓の関係|ウェットフードで補う方法もあわせてご覧ください。
食べすぎ・食べなさすぎのサインと対処法
給与量の目安はあくまで出発点です。子猫の体型と行動を観察しながら量を微調整することが大切です。
食べすぎのサイン
- 脇腹がまん丸に膨れている
- 肋骨が触りにくくなった(脂肪で覆われている)
- 食後に嘔吐する、または軟便が続く
- 週の体重増加が250g以上
食べすぎのサインが見られたら、1日の総量を10〜15%減らし、1週間様子を見ます。急激な制限は子猫の成長に影響するため、大幅な削減は避けましょう。
食べなさすぎのサイン
- 肋骨が簡単に見える、または背骨が浮き出ている
- 活気がなく、遊ばない時間が増えた
- 週の体重増加が50g未満(2〜4ヶ月)
- 便の量が非常に少ない
特に注意が必要なのは、子猫が24時間以上何も食べない場合です。成猫と異なり、子猫は脂肪を代謝するための肝機能がまだ発達途上にあるため、短期間の絶食でも肝リピドーシス(脂肪肝)を引き起こすリスクがあります。24時間食欲がない場合は、速やかに獣医師に相談してください。
体重チェックの習慣化
最も信頼できる指標は体重の推移です。毎週同じ時間帯(朝食前など)に計測して記録する習慣をつけましょう。
- 生後2〜4ヶ月:週に100〜150g増加が目安
- 生後4〜6ヶ月:週に80〜100g増加が目安
- 生後6〜12ヶ月:週に30〜60g増加(成長速度が落ち着く)
体重が目安より大幅に増えても減っても、まずは食事量を見直し、2週間改善しない場合は獣医師への相談を検討しましょう。
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